「はだしのゲン」が、一部の小中学校で閲覧制限された。
戦争を題材にしたもので、暴力的描写が過激だから、子供達に悪影響があるというのである。
このマンガは、1973年に週刊少年ジャンプに連載されて以来、日本はもとより、世界20カ国以上で翻訳され読まれている。
ゲンで初めて原爆や戦争の悲惨さを知った子供達は、世界中にいる。
戦争を美化し、ごまかして認識させようとしてい現内閣の姿勢を思わずにはいられない。
戦争はどう評価しようが、美化されるべきものであってはならないのである。
戦争の悲惨さを直視し、正しく認識し、二度と繰り返さない決意を新たにしていこうとしている中での今回の騒動、松江市教育委員会の今後の対応を注目していきたい。