又、アツい815日がやって来た。
 
例年、この日が近づくにつれ、靖国神社にまつわる報道がなされ、又、色んな議論が交わされる。
 
 
 
「一国の首相が、自国戦没者を追悼する中心施設にお詣りすることが、外国のご機嫌を伺いながらでないと出来ないなどとは、誠に不自然だし、情けないことだ」
 
 
などと、感情論だけでものを言うことにいつまで終始しているのだろう。
 
(食べたいものを食べて、何が悪い・・・って云うのと同じ)
 
 
天皇のための死を、特別に名誉ある事と見なす戦前的価値観をいつまでも引きずっているのであろうか。
 
 
 
安倍自民党は公約の中で、靖国神社への公的参拝を謳っている。
 
即ち、二十条と八十九条に規定された、「信教の自由」と「政教分離」は、戦前のような国家に戻さないために行われた戦後改革の重要な一環だった。
 
自民党、維新の会等は、その憲法を変えようとまでしている。
 
 
 
以前から改憲論者が口にするのは、
 
「現憲法は、アメリカからの押しつけ憲法だから、自主性がない」
 
等と言っているが、アメリカ追従の政策をとってきたのも、そう言っている(誰かさんじゃなかったですかねぇ・・・フッ!)自分たちであったことを忘れているのか。
 
 
 
今日も、アツい日になりそうだ。
 
 
 
 
 
 
ちなみに、815日を終戦記念日としているが、この日は、玉音放送により、日本の降伏が国民に知らされた日であり、世界では、「戦艦ミズーリー」の船上での「降伏文書」に署名した日、即ち、9月2日、もしくは3日を終戦記念日としている。
 
 
又、韓国では、815日を光復説、北朝鮮では、祖国解放記念日として、日本統治からの解放を祝う日としている。