近年、よく突き指をする。
それも決まって、右手親指である。
普通に歩いてて柱にぶつけたり、ドアを開けようと取っ手を突いてしまったりと、うっかりミスと言うより、どうも物との距離感が合わなくなったためのようである。
つまり、老化なのだろう、・・・か?
子供のころ、突き指をして、指を引っぱって治してもらったという経験がある。
しかし、これは突き指をさらに悪化させてしまう行為なのだ。
突き指というのは、いわば捻挫の一種なのだ。
指の関節を固定しているじん帯に力が加わって、ねじれたり、傷ついたりして起こるものだ。
温めたり、ストレッチも逆効果である。
突き指を引っ張るなど、幹部に無理な力を加えたりするのはもってのほかなのだ。
突き指をはじめ、ケガの応急手当法として、R.I.C.E.という方法があるので、ここでご紹介しよう。
Rest (安静)=負傷部位の安静を保つこと
Icing (冷却)=氷などで患部を冷やすこと
Compression (圧迫)=包帯などで圧迫して、腫れを抑えること
Elevation(患部の高挙)=患部を心臓の位置より高くすること
このR.I.C.E.の処置をするか、しないかで、患部が回復するまでの時間が大きく違うといわれる。
昨年の3月に右手親指を突き指し、今日までに同じところを5,6回も突き指を繰り返している。
今日も軽く突いてしまった。
それも、手を振って歩いていて、自分の腰を突いてしまったのだ。
慢性突き指症とでもいうのであろうか。
それにしても、痛い!!