私は、高所恐怖症、閉所恐怖症に加えて、海底恐怖症である。
 
高所恐怖症は、落ちやしないだろうかって想像してしまうので怖いのである。
 
閉所恐怖症は、閉じ込められたらどうしようと、これまた想像の怖さである。
 
海底恐怖症も、過去のトラウマによる想像の怖さである。
 
 
幼い頃に観ていたテレビ番組に、
 
『海底人8823』
 
というものが有り、毎週観ていた。(・・・ように思う)
 
遠い宇宙からやってきて、主人公の少年を守るというヒーローものであった。
 
少年が危ないときに、海底人8823(ハヤブサ)からもらった3万ヘルツの笛を2回吹くとハヤブサがやって来て助けてくれるというものだ。
 
 
このドラマに悪役の半魚人が出てくる。
 
当時これが怖かった。
 
 
そのイメージが残っていて、海の底のワカメの間から半魚人が出てくるのではないかと、今でも怖いのだ。
 
 
その半魚人は、上半身が怖い顔をした魚で、全身ウロコに覆われて、人間のように二本足で立っているのだ。
 
想像するだけで怖い。
 
 
 
同じ半魚人でも、アンデルセン童話に出てくる人魚はいい。
 
だって、上半身が美しい女性で、下半身が魚なんだから。
 
 
 
 
ホントは、上半身が魚で、下半身が美しい女性であればいいのだが(ウフッ!)