一を知って十を語る「女を悪くいう男の大部分は、ある一人の女の悪口を言っているのである」 という文章がある。 人はごく狭い知見や印象で全体を語りがちだということである。 この「女」をいろいろなものに置き換えてみると面白い。 「最近の親は、・・・」 「近頃の政治家ときたら、・・・」 「警察官たるものが、・・・」 「学校の教師といったって、・・・」 一部を見て、全体を語ることの不正確さを認識させられる。