私は、ラーメンを食べるとき、必ずメンマを残します。
メンマが嫌いなんです。
ラーメンに入っているメンマって、一体なんなんでしょうか。
メンマとは麻竹のタケノコを茹でた後、発酵させ、乾燥させたものです。
麻竹のタケノコは、皮は薄い黒班におおわれ、収穫時期は5~6月なのだそうです。
またメンマと呼ぶのは、「メンの上にのせる麻竹だから、メンマでいこう」と麻竹の日本の輸入元、丸松物産の当時の社長、松村秋水氏が思いついたのが始まりとも言われています。
意外にもラーメンの上にメンマをのせて食べるのは日本だけで、本場中国では炒め物の用いるそうです。
メンマのことを「シナチク」とも呼ばれています。
「『支那』の用語は差別用語である。
『支那』はだめで、『シナ』なら良い。」
等という、愚論めいた論議がありますが、今はそういうことは論議したくありません。
私が嫌いなのは、「メンマ」であって、「中国」ではないからです。