暦の上では、もう春ですね。
 
今年は24日が立春です。
 
立春の前日を節分として、古くは立春を1年の始まりとしたため、 大晦日と同じように考えられていました。
 
 
 
豆まきや恵方巻きなど全国各地で色々なイベントが開催されるようです。
 
 
京都では節分の日に“四方詣り”をします。
 
御所の表鬼門の吉田神社、裏鬼門の壬生寺、南東の八坂神社、北西の北野天満宮の四方を鎮護する社寺をお参りするのです。
 
私も京都に住んでいた時、一度だけですが、知人の四方詣りにお付き合いでついて行ったことがありました。
 
お詣り帰り道に、年齢(数え年)の数の小銭を道に落として、人に拾ってもらい、厄落としをするのです。
 
ですから、社寺の門前では、たくさんの子供たちが待っていました。
 
(まるで、東南アジア諸国にいる、旅行者にまとわるストリートチルドレンみたい)
 
 
 
豆まきは、保育園でも行われています。
 
鬼のお面をつけた園長先生や、保護者役員を目掛けて、思いっきり豆をぶつけながら、
 
「鬼は外、福は内!」
 
都合の悪いものは出て行け、良いものだけしか受け入れないぞっていうことですよね。
 
まさに“イジメ“の構造そのものですね。
 
 
 
節分に食べる太巻き(関西では、巻きずしといます)がブームになっています。
 
今年の恵方は、南南東です。
 
恵方を向いて、太巻きを一気に、息をせずに食べなければ、厄は落ちません。
 
 
 
くれぐれも、窒息死しないようお祈り申しております。
 
 
 
P.S.  京都の五花街では、お化けの日です。
 
舞妓、芸妓たちが、思い思いの仮装をしてお座敷を回るのです。
 
今年は、日曜日なので行くことが出来ないのが、残念です。