最近は、男らしくとか、女らしくということを言わなくなりました。
男性はこうあるべき、女性はかくあるべきだと概念規定をしてしまうと、そこから外れた場合、自由が認められなく、阻害され、差別を生むからということです。
男性は外で働き、女性は家庭を守るものだというのは、前時代における性の偏見として、今日考えられるのです。
NHKの長寿番組のひとつに「おかあさんといっしょ」があります。
私も、幼少のみぎりより、よく親しみ、テレビの前で踊っていたものです。
この度、NHK春の番組編成で、「おとうさんといっしょ」という番組が登場することが決まりました。
いわゆる、父子の触れ合いをうながし、“イクメン”を応援する内容になるということです。
私は残念ながら、ゴミ出しはしたことがないし、家族のために夕飯のこしらえをしたり、後片付けをしたこともありません。
子供の塾の送り迎えもしたことも、子供の誕生日にお友達と一緒に遊んだこともありません。
イクメンと呼ばれたことも、自覚したこともありません。
だって、もし私が主夫で育児にかかわっていたら、とっくに家庭崩壊してたかもしれませんからね。
男は黙って、妻のすることを見ているだけで、子供も健やかに育ち、家庭円満になるのです。((笑))
追想、
それより、「おばあちゃんといっしょ」「おじいちゃんといっしょ」って番組の方がいいと思いますがねぇ!