今年の冬は、ことのほか空気が冷たく感じます。
しかし以前と違って,セーターを着ることがなくなりました。
素材が開発され、発熱系下着、フリース、ダウン等がリーズナブルで出回ったせいです。
街に出れば、ダウン(羽毛)のジャケット、ベスト、コートを着た人の多いこと多いこと。
ダウンは一般的に、ガチョウ(Goose)やアヒル(Duck)などの水鳥から採られます。
フォアグラを目的として育成されるガチョウ(Gooseグース)に比べ、食肉を目的とするアヒル(Duckダック)は、ダウンが十分に育つ前に食用となるため、一般的にはグーズダウンの方が良いと言われています。
保温性、透湿性に優れているダウンは、。良いものになると一羽からたった30gしか採ることができないということです
これだけのダウンを使った衣類が出回るということは、それだけ世界中で水鳥たちの毛や羽がむしり取られているということですよね。
羊毛なら、羊の毛を刈ってもまた伸びてくるでしょうが、水鳥の羽はむしり取ったら死んじゃうんでしょうね。
いや、殺してから、むしり取るんでしょうか。
フォアグラも北京ダックもそんなの多く食べられていないように思うのですが、むしり取られた水鳥はどうなっているんでしょうかねぇ。
「かわいいウサギを殺さないでください。
あなたが毛皮をほしがるから、ウサギが殺されてしまうんです!」
って叫んでいる、ノーファー運動を推進している人たちがいますが、ダウン(羽毛)はどうなんでかねぇ?
「ダウンジャケットを着ないでください。
羽毛布団はやめてください。
水鳥たちが、殺されて、捨てられてしまいます。
せめて、もっとフォアグラや北京ダック(皮だけだけど)を食べてください!」
ってね。