昨日、脳ドックに行ってきました。
 
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脳ドックは、脳梗塞、クモ膜下出血の原因となる脳動脈瘤(りゅう)の発見を主の目的で行います。
 
脳梗塞は、動脈硬化(加齢による)や、血液によって流れてきた物質により、脳の血管が詰まり、その部分の脳細胞が死んでしまう状態を言います。
 
MRI検査は、検出能力が高く、自覚症状がないまま、知らないうちに発症した「無症候性の脳梗塞」も見つかります。
 
 
クモ膜下出血は、脳の血管に生じたコブ(動脈瘤)が破裂し、血液がクモ膜と脳の間に噴出する状態を言います。
 
死亡率40%の病気です。
 
脳ドックでは、動脈瘤の出来やすい部分の血管をMRI装置を用いた血管撮影(MRA)で観察し、検出をします。
 
脳の病気は、一旦発症すると非常に重症であり、よしんば命を取り留めたとしても、重い後遺症を背負う事になります。
 
 
MRI検査と合わせて、脳機能検査も行います。
 
「最近物忘れが多い」 「人の名前が思い出せない」 「言葉が出にくい」
 
といった、日常的な脳機能を検査します。
 
具体的には、心理医療士とマンツーマンで、数多くの質問が出され、それに答えていくというものです。
 
常識内から当然知っている事を設問され、答えていくのです。
 
例えば、
 
「枕草子の作者は?」
 
「ミケランジェロはなしをした人?」
 
「戦後の総理大臣を4人答えなさい」
 
「日本の都道府県の数は?」
 
「スペインの首都は?」
 
 
次に、二つのものから連想するものを考えて、答えを出す早さを試されます。
 
例えば、
 
「水と空気」
 
「映画と彫刻」
 
「平和と人間」
 
「海と空」
 
 
 
そうそう、知能検査(IQテスト)もしました。
 
子供の時以来の事ですが、結果は、子供の時とさほど変わっていませんでした。
 
ちなみに、126でした。
 
標準が、90から110ですから、ちょっといいですかね(嬉し笑い)
 
 
で、詳しい事は後日なのですが、一応、今のところ悪い箇所は見つかりませんという事でした。
 
でも、脳の血管の病気の予備軍だという事です。
 
中性脂肪血値、尿酸値、血糖値、悪玉コレステロール値が、黄色信号だそうです。
 
 
 
そこで、帰り際に、担当して戴いた超人気医師に、
 
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【○○さん
 
敬天愛人(天を敬い人を愛す)
 
ゆったりと息を吐けるように、速歩き30分
 
玄米食をゆったりとよくかんで
 
為君葉々起清風(あなたが、群がる木の葉に清風を吹き入れるために)】
 
 
と書いたものを戴きました。