1931(昭和6)年)9月18日、大日本帝国陸軍が中国南満州鉄道の線路を爆破した、通常「満州事変」と呼ばれる紛争に端を発し、日本は、太平洋戦争に至る長い不幸な時代を経験するのです。
即ち今日は、開戦記念日なのです。
今日9月18日、国立千鳥ヶ淵戦没者墓苑で、「全戦没者追悼法要」が勤まります。
先の戦争で死を遂げた全ての犠牲者を偲ぶ、集いです。
今又、隣接国と島をめぐって危機的状況に陥ろうとしています。
種々の見解、意見はあるであろうが、憲法第9条のこころを忘れてはなりません。
戦争は、不幸な行為でしかないのです。
ところで、童謡唱歌 「里の秋」は、みんなが知っている親しみ深い唄ですが、実は、戦争に行った父を待つ母と子を歌ったものなのです。
こんな寂しい思いは、もう二度としたくない、させたくありません。
「里の秋」 斎藤信夫作詞・海沼実作曲
静かな静かな 里の秋
お背戸に木の実の 落ちる夜は
ああ 母さんとただ二人
栗の実 煮てます いろりばた
明るい明るい 星の空
鳴き鳴き夜鴨(よがも)の 渡る夜は
ああ 父さんのあの笑顔
栗の実 食べては 思い出す
さよならさよなら 椰子(やし)の島
お舟にゆられて 帰られる
ああ 父さんよ御無事(ごぶじ)でと
今夜も 母さんと 祈ります
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悲惨な戦争を再び繰り返してはならないという平和への決意を確認致しましょう。