
お盆には、お香を焚(た)きます。
しかし、墓や仏壇には、あまり高価なお香は焚かれません。(訳の分からない安物?)
だから、「抹香臭い」などと、イヤな匂(にお)いのように云われるのです。
お香とは本来、いい匂いのものを言うのですね。
お客様がある時には、お香を焚いておもてなし致します。
伽羅(きゃら)、沈香(じんこう)、白檀(びゃくだん)等の自然な香木が好みです。
これらは、大変高価なものもあるのですが、最近は、これらの香りを線香に仕立てたものがありますから、日常ではもっぱらこのタイプのものを焚いています。
香りは、暮らしをより豊かにしてくれます。

今時季のように、暑くてムシムシした日には、お香と焚いて気持ちを静めては如何ですか。