産経ニュース(7.5 19:00)によると、禁止前のレバ刺しを食べて、食中毒になった人がいるということです。
秋田市大町の居酒屋「やきとり宮本大町店」で、先月28日に食事をした3グループ8人(20代と30代の男性それぞれ3人、20代女性2人)が、下痢や発熱などの食中毒症状を発症したそうです。
今月から提供が禁止された生の牛レバー(レバ刺し)が原因とみられています。
先月28日夜、同店でレバ刺しなどを食べ、7月1日朝から症状を訴え、うち5人の便から食中毒菌カンピロバクターが検出されたのです。
もう食べられなくなると、全国で「駆け込みで食べ」をした人達が多くいたそうですが、この人達もそうなのでしょう。
当然その店は、3日間の営業停止処分を受けました。
禁止されると食べられなくなる事をマスコミに煽(あお)られて、6月末の焼肉店は何処も大入り満席状態で、生レバーは品切れ状態だったそうです。
外国人達のがよく言うのに、
「日本人は、物事の本質を見ようとしない。」
ということがあります。
7月になって規制が掛かってから危なくなるんじゃなく、もう既に危ないから7月から規制を欠けるってことなんですよ。
「レバ刺しは文化だ。権力が禁止するのはおかしい」などと叫んでいた人達がいました。
「不倫は文化」なら、「レバ刺しも文化」なのでしょうかねぇ。
原発再稼働、消費税増税、乱政界問題で揺れている日本の片隅で、なんともバカバカしくも、お粗末な話です。
外国人に揶揄されないように、もっと物事の本質を見極めて行動しなければなりませんね。