イメージ 1
 
当地は、ゆかた祭りです。
 
ムシムシした梅雨時の夕べは、浴衣で過ごすのも良いですね。
 
 
浴衣は別にして、夏の着物と言えば、「薄物」と云われる、紗(しゃ)、絽(ろ)ですね。
 
紗は、よこ糸を一本打ち込むごとに、二本のたて糸を交差させる織り方です。
 
絽は、搦(からみ)織の一種で、たて糸の搦みで透ける織り物です。
 
いづれも透けていて、涼しそうに見えますから、そんな着物姿をを見るだけで、こちらも涼しく感じてしまいます。
 
 
ところで、紗(しゃ)、絽(ろ)に続いて、羅(ら)ってご存じですか?
 
もっともこれは、着物ではなく、帯に用います。
 
いわゆる「羅帯」といわれるものです。
 
私のは、角帯です。
 
ざっくりと織ってありますから、きゅっと締められない物を、しゃきっと着こなすのが粋(いき)なのです。
 
 
梅雨が明けた盛夏には、小千谷縮(おぢやちぢみ)に、羅帯を締めて、夏のダンディズムを楽しみます。