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『モンスター』 (幻冬舎文庫)百田 尚樹著を読みました。

【 町でいちばん美しい女は、かつてバケモノと呼ばれていた。

醜い女が完全なる美を獲得した先にあるのは、誰もが羨む幸せか、それとも破滅か──。】
 
 
 
ブスは誰にも女として相手にされない。

 
幼い頃から、自他共に認める醜悪な顔をした女が、高校生の時にあこがれの先輩に手編みのマフラーを贈った。
 
翌日学校に行ってみると、近くに住み着いていた人なつっこい野良犬の首にそのマフラーが巻いてあった。
 
 
こんな事は日常茶飯事である。
 
 
そんな彼女が、整形手術を繰り返し、幼稚園の時に出合った初恋の人を手に入れていこうとする話です。
 
 
この整形手術に関する内容が実によく取材され、リアルなので是非読んでみて下さい。
 
 
 
その中から一つ紹介します。
 
 
顔は一つ一つのパーツも大事だが、それより重要なのは全体のバランスなのだそうです。
 
例えば、横顔に、鼻の先端から顎(あご)の先端に直線を引き、このライン上に鼻と唇と顎が一直線に並ぶのをエステティックライン(Eライン)といい、もっとも美しいとされているのです。
 
Eラインより唇が内側にあるのをハリウッドラインといい、理想の上をいく最上ラインです。
 
昔から、世界の超美人達は皆、ハリウッドラインを持っていたというのです。
 
反対に、ラインより唇が出ているのをモンキーラインというのです。
 
 
 
 
 
さぁ、ものさしを持って、鏡の前に立ってみましょう!