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あるアンケート調査で、「春」と聞いて連想すること(もの)は何ですかという質問に対して、
 
ダントツの1位は、さくら、花見でした。
 
そして以下、
 
入学式、
 
暖かい日差し、
 
花粉症、
 
春一番、
 
卒業式、
 
引っ越し、
 
センバツ、
 
新生活、
 
番外で、交尾というのもありました。
 
 
 
日本には四季があり、折々の風情(ふぜい)を味わい楽しんできました。
 
しかし、都市化がすすんだせいで、自然を見る機会が少なくなって、今までと違ったもので季節を感じるようになったのですね。
 
又、利潤を追うばかりに、スーパーには年中、何でも並んでいますので、季節感が無くなりました。
 
 
自然に咲く草花を愛(め)で、旬(しゅん)のものに舌鼓(したつづみ)を打ち、季節の行事に心弾ませ、季節折々の色を感じる、そんな普通のことが出来ることはもはや希(まれ)なことなんですね。
 
 
梅がほころび、桃の花が咲いて、桜の花見をする。
 
その間には、蕗の薹(ふきのとう)の苦みに春の気配(けはい)を感じ、イイダコ、新子(しんこ)、土筆(つくし)、そして筍(たけのこ)で春を実感致します。
 
 
ホント、春っていいですね!
 
 
自分の周りの春を見つけてみましょう。
 
ゆとりがあるから、春を楽しむんじゃない。
 
春を楽しもうとするから、ゆとりが生まれるのです。