昨日は、東日本大震災の一周忌で、みんなが色んな事を学び、考えさせられた1日でした。
 
14時46分には、多くの人達が黙祷等を捧げ、普通の生活がいかに幸せなことなのかを確認しました。
 
 
 
日本国憲法を「平和憲法」と呼ぶのは憲法前文の記述および第9条の存在に由来しています。
 
これに基づいて、「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」という非核三原則が堅持されているのです。
 
 
日本は被爆国を前提として、核の平和利用の名の下に、原発事業を推進してきました。
 
今日日本は、世界第3位、即ちアメリカ、フランスに続いて、54基もの原発を持つ国なのです。
 
 
しかし、日本の狭い国土に何故それほどの数が必要なのでしょうか。
 
 
それは、非核三原則で核は持たないが、「いざとなれば、いつでも作れるんですよ。」というメッセージなのです。
 
いわゆる、日本の原発は、世界に向けての核抑止力の誇示にほかならないのです。
 
 
こんな事にも気付かされた1日でした。
 
 
(註:核抑止力=核報復兵器を保有することによって、国家間の戦争を思いとどまらせる力。)