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横浜美術館で開催中の「松井冬子展」に行ってきました。


「世界中の子と友達になれる」というサブタイトルは、決してそうなることは出来ないという確信する妄想、即ち、反語です。



彼女の創作テーマは、狂気、痛み、生、死といった人間存在の根底を成すものです。


特にグロテスクとも受け取れる人間や生き物の内蔵を描いたものが多くあります。


しかしそれは人間の本質であり、内面なのです。


彼女が内蔵を描くことは、真実を見つめることと同義なのです。



・・・つづく。