もう雪はなく晴れていますが、比叡おろしが吹いて寒いです。
2月25日には、都に春を知らせる催し、北野天満宮での毎年梅花祭が行われます。
現在は学問の神として親しまれている菅原道真の命日のこの日、上七軒の芸妓・舞妓さんの野点(のだて)も行われ、毎年お呼ばれしています。
『東風吹かば にほひをこせよ梅の花 主なしとて春を忘るな』
右大臣にまで昇った菅原道真は、左大臣藤原時平に讒訴(ざんそ)され、九州大宰府へ左遷(させん)され現地で亡くなりました。
京都に残していく人達(女?)を思い詠んだ歌です。
そのとき、菅原道真を慕い九州まで追いかけていったとされるのが、太宰府天満宮の飛び梅だと云います。
ロマンですね。
去年先立った友人と毎年行っていましたが、今年は行けませんので、少し早いですが顔出しだけ済ませておきます。
冬の京都でゆっくりしたいのですが、残念ながら宵の口にご飯食べして、すぐ帰らなければなりません。
久しぶりに、汚い顔した親父が焼いてくれる、絶品の焼き鳥(祇園万輔)でも食べに行くつもりです。