
世に言う、コレクター、マニアと呼ばれる類の人達のモノに対する拘(こだわ)りというのは、常人の考えを越えるところがある。
私自身は、それほどではないものの、色々なモノに多少拘りを持っているほうなのだが、時々、まったく拘りを持たない者と出合って驚かされることがある。
先日、ワインを注文したのだが、オマケとして腕時計が付いているというのだ。
腕時計にも、いささかの拘りがあるので、2万円のワインに付いてくるオマケなど、欲しくもなく、ましてや期待など毛頭していないのである。
しかし、その宣伝文句を読むと、拘りのない者とはこんなものかかと痛感した次第である。
以下、そのうたい文句。
【 今回ご注文の方に、ビンタエ・オリジナル・腕時計を特別プレゼント!
■ 最近、ちょっと気に入ってつけている腕時計。文字盤には”vintae”と書かれています。
タキメーター付きクロノグラフ風腕時計です。『風』ですからね。
クロノグラフの機能はなく、なんちゃってですからね。
でも、僕もクロノグラフの腕時計をいくつか持っていますが正直言ってその機能を使ったことはほとんどありません。
でもこのビンタエ腕時計、けっこうカッコイイです。 】
タキメーター付きクロノグラフ風腕時計です。『風』ですからね。
クロノグラフの機能はなく、なんちゃってですからね。
でも、僕もクロノグラフの腕時計をいくつか持っていますが正直言ってその機能を使ったことはほとんどありません。
でもこのビンタエ腕時計、けっこうカッコイイです。 】
まぁ、世の中って、こんなもんですかねぇ!
でも、この拘(こだわ)りのことを、煩悩って云うんですよね。