
京都一乗寺ラーメン街で、ラーメン店を3軒食べ歩きをすることにした。
まず行ったのは、ラーメン街一押しの「高安」。
昼前なのにもう行列が出来ていた。
ふと向かいを見ると、以前「高安」来たときには休みだった「池田屋」が今日は開いていた。
急遽行列を離れ、「池田屋」に飛び込んでびっくり、店内の客が食べてるどんぶりに野菜と焼き豚がかき氷のように盛り上がってるではないか!
知らずに入ったとはいえ、ここは二郎系デカ盛りの店であった。
店主に聞いてみると、小は麺が普通の1,5倍の300g,中が400g、大が500gだそうだ。
今日は食べ歩きをするつもりなので、いきなりデカ盛りはまずいなと思ったが、引くに引けず取りあえず、小を注文した。
出てきた山盛りラーメンは、太麺で醤油かきいてて中々美味しかったが、完食後、1軒目にここに入ったことを後悔した。
続いて味噌の「新進亭」に行こうと歩いていて、ふと反対側を見ると、行列が出来ている店が目に入った。
あれはもしや噂に聞く、不定期営業で、納得できるスープが出来たときだけ開けるという、一乗寺でも難関中の難関の店「亜喜英」ではないか。
これはチャンスとばかり短い行列に並ぶことにした。
出てきたのが、鶏と豚骨のドロドロした超濃厚スープのラーメン。
空腹時に食べたらさぞ美味いだろうなと思いながら完食。
もう口の中は、脂でねっとり。
次は、あっさりとした醤油味の物しか入らないと思い、車に乗り、銀閣寺にある京都の背脂醤油系の元祖の店「ますたに」に行った。
ここは、鳥ガラスープにたっぷり豚背脂系の京都ラーメン発祥の店といわれている。
出てきたのは、背脂ギトギトであったが、見た目こってり、中身あっさりの少し辛めの黒い醤油ラーメンであった。
シンプルで、奥が深い。
完食し店を出たら、さすがにゆっくりとしか歩けなかった。
これで今回の京都ラーメン紀行は無事終了。
当分、豚骨のニオイは嗅ぎたくない気分だった!