
2011年度「新聞広告クリエーティブコンテスト」の結果発表がありました。
最優秀賞は、「頑張れ、父ちゃん。」
以下、作者のコメントです。
【 生きていくために、働く。家族を養うために、働く。突きつめると「仕事」って、そういうことだと思うんです。
きれいごとは言いたくない。でも、暗い話にはしたくない。そしてたどりついたのが、このコピーです。
「父ちゃん、きょうもいい肉獲ってきてね。」
ビジュアルは、マンモスのお肉でも、トラの親子でも。受け取る人の想像力に託しました。
まわりの同僚を見ても、大切な家族のために一生懸命「仕事」しています。
少しでもいいもの食べさせたいと必死です。僕の父親もそうでした。この広告は、そんな頑張る人々を後押しするもの。
朝、新聞をめくった父ちゃん(母ちゃん)に、「よし、まかせとけ!」と笑顔で言ってもらえたらうれしいですね。 】
審査員から「仕事という概念がなかったころをユーモラスに表現した」「日本の広告に欠けているウィットを感じさせる作品」「あらゆる仕事の普遍性を感じる」と高く評価されました。