とかく居眠りは、気持ちのいいものです。
 
 
日本睡眠学会の企画で、居眠り歓迎の「睡眠コンサート」が18日、京都コンサートホールで行われました。
 
クラシック音楽を聴きながら睡眠の度合いを調べるユニークな演奏会です。

脳は測定器を付けたモニター24人を含め、8割の人が気持ちよさそうに居眠りをしたそうである。 
 
 
現代は、睡眠について次のような不満を持っている人が多いそうです。
 
1,寝つきが悪い。
 
1,夜中に目を覚ますと中々寝られない。
 
1,早く目が覚める。
 
1,寝ても疲れが取れない。
 
今回使われた睡眠時の脳波を個人で手軽に記録できる機器を用いれば、睡眠を正しく把握でき、医療や勤務管理などに役立つ可能性があるそうです。
 
 
秋晴れの、陽だまりの中にいるとついうとうとしてしまいます。

昼寝は脳を、特に右脳を活性化することがわかっています。

画家として知られるサルバドール・ダリは、普段作品のヒントを得るために昼寝をしたと言われています。

しかも彼は肘掛け椅子に座り、指にスプーンを挟み、すぐ下の床にすずの皿を置いて眠ります。

そしてスプーンが指から落ちるとすずに当たって大きな音を立て、そのとき浮かんだインスピレーションを作品のヒントにしていたそうです。


他にも昼寝は血圧を下げるという実験報告もありますし、昼寝の習慣を持つ人のほうが、持たない人より、意欲的な生活を送っているという実験報告もあります。

さらに定期的に昼寝をする人は、しない人に比べアルツハイマー発症率が3分の1まで減るという説もあります。

私は、いつでも何処でも、1分で寝られるという才能(?)がありますが、毎日昼寝が出来る環境が欲しいですね。