
人にはそれぞれ、他人に知られたくないことがある。
それを知ったとき、それが重大なことであればあるほど、自分だけが知っていることのが重たく感じる。
又、うわさ話というものは、「ここだけの話だけど」って、人に教えたくなるのが人情というものだ。
しかし、人間関係をうまく形成していく為には、知ってても知らぬ顔をしておくことは、とても大切なことである。
日光東照宮の三猿像は、見ざる(見ない)・聞かざる(聞かない)・言わざる(言わない)の、それぞれの「ざる」と「さる(猿)」を関連付けて教えている。
ところで、マレーシアの猿は、四匹いる。
即ち、その教えは、見ざる(見ない)・聞かざる(聞かない)・言わざる(言わない)・○○ざる(○○ない)ということであろう。
