被災しなかった人が、罪悪感、無力感を感じてしまうことを、「サバイバーギルティー」と云うそうです。
 
 
被災地以外で暮らしている者が、毎日朝から晩まで、被災時の映像や被災地からの生放送を悲しみと同情を感じながら見ています。
 
すると、以前と変化なく生活している自分自身に何だか自信が持てなくなってしまいます。
 
 
大変な目にあっている人達が沢山いるのを見せられて、無力な自分は、少しばかりの義援金を出すことでしか貢献できません。
 
 
 
三度々々、こうして食べ残すぐらい食事を取っていいのだろうか?
 
毎日何も変わらず、お化粧をして出て行っていいのだろうか?
 
ゴルフをしたり、映画を見たり、ショッピングを楽しんでいいのだろうか?
 
馬鹿話に花を咲かせて、大笑いしていていいのだろうか?
 
こんな自己矛盾を抱えながら、日々を送らなければならない自分がいます。
 
 
そんな中、お祝い事は控えようってムードが漂っています。
 
卒業式にしかり、プロ野球の開幕にしかり、各種イベントの自粛、縮小、中止が決定されています。
 
 
しかし、被災地以外の人達が、通常生活をすることによって、経済がまわり、社会が活性化するってことがあるんじゃないでしょうか。
 
各種イベントが自粛、縮小、中止されることによって、経済的損害も発生するのです。
 
頑張ってお金を儲けて、儲かったら一部を被災地に届けたらいいではないですか。
 
 
 
『 知恵がある奴は、知恵を出そう。
 
  力がある奴は、力を出そう。
 
  金がある奴は、金をだそう。
 
  ”自分は、何にも出せないよ。。。”っていう奴は、  元気出せ! 』
 
って、松山千春も言ってるじゃないですか。
 
みんな、盛り上がって、元気だそうよ