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「第52回毎日芸術賞]」を恩師大峯あきら(俳人)先生が句集『群生海』(ふらんす堂)で受賞されました。 
 
 
『 まだ若き この惑星に 南瓜咲く 』
 
『 白山を 大廻りして 小鳥来る 』
 
『 迷ひたる 如くに花の 中にをり 』
 
 
「群生海」という題名は、浄土仏教の聖典から拾った言葉で、生きとし生けるものという意味です。言葉を探し求めて迷い、ふと言葉を得てはよろこぶ私もまた、群生海の一員であります。(あとがきより)

 
私の世界(いのち)は、小さいものかも知れない。しかし、小さいままで輝いている大宇宙なのだと知らされ心豊かになります。

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大峯 顕(おおみね あきら、1929年7月1日 - )は、日本の哲学者大阪大学名誉教授浄土真宗僧侶(専立寺前住職)、俳人。俳号大峯あきら。「晨」主宰。中期フィヒテ研究・西田幾多郎研究で知られる。文学博士、専攻:宗教哲学(京都大学)(1976年)。毎日俳壇選者。2002年、句集「宇宙塵」で第42回俳人協会賞受賞。