「人間に欲は付きもの」って言ます。


「欲のかたまり」って事も言われています。


欲にも色々ありますが、最近、物欲について考ることがよくあります。

わたしは、物欲が強い方だと思うし、物にこだわりを持っています。

しかし、万人がそうというわけではありません。

まわりを見ると、物にこだわらず、欲しがらない人がいたりします。

物欲という物は、人によって、強かったり弱かったりするものなんですね。


自動車は、自由な移動とスピードで若者を魅了してきたし、快楽であり、ステイタスシンボルの役割も担っていました。

しかし今の若者は、車にこだわったり、欲しがったりしないそうです。

何故なんでしょうか。

そこには、諦めがあるのではないでしょうか。

多くの若者が貧乏で、初めから車を買うのを諦めていて、そもそも興味がないと言うだけなのではないでしょうか。

車を買うという実感もイメージももたない。

又、おたくと呼ばれる若者が増え、インターネットの普及もあって、外に出ることがあまり流行らなくなったことも影響しています。

欲望が希薄な若者、即ち、欲望が退化してきているのではないでしょうか。

戦後の物がない時代から人は衣食住を求め、結果、豊かな衣食住が手に入れば、次の欲がわいてくるのと同時に、欲が無くなってきているのではないでしょうか。


反面、お金があり、今手に入れなくてもいつでも手にはいることが分かれば、物が欲しくならなくなると言うこともあります。


どちらにしても、そこには我慢をするということもなく、物欲に振り回されるということもありません。(どちらにしても、手に入らない。)


私のように物欲が強い人は、その欲が満たされないと不満を感じてしまいます。

しかし、人は欲に流されてはいけません。欲を抑えるという努力をしなければならないのです。


そこで、この欲を抑え、我慢するにはどうすればよいかということが個々の問題になるのです。

それは辛いことです。ストレスも溜まります。


私の場合、欲しい物があると、それを他の人(身近な人)に勧めます。

そしてその人がそれを手に入れることによって自分も満足するのです。

欲しい物はどんどん人に押しつける。

即ち、自身の物欲を他の人に背負って貰うことによって、物欲を抑えているのです。



・・・・・ごめんなさい!