京都の人は、関西にあって関西人ではない。

あくまで、「京都人」なのである。

明治維新で都が東京に移される以前、京都は長い間「都」であった。

即ち、今でも、他とは違って、「都人(みやこびと)」なのである。

その気質が今でも残っているのである。

京都は、太平洋戦争時には、米軍の配慮により、空襲を受けていない。

よって、京都は事実上大戦を知らない町である。

だから今でも京都の人に、「前の戦争は?」と問いかけると、真顔で、「蛤御門の変(はまぐりごもんのへん)どすか。」と答えるし、もっと年配の人になると、「応仁の乱どすかいなぁ。」って言うのである。




そんな京都人が大好きです。