今日夕方、閉園前の動物園で見たものは、動物たちの餌(えさ)の時間でした。

狸たちは、肉らしきものを貰っていました。毛が付いていました。

フクロウなどの猛禽類は、鳥の雛を貰(もら)っていました。産毛のような羽が生えていました。

目を背(そむ)けずにはおれませんでした。


ニシキヘビの餌(えさ)は、ウサギだそうです。それも、死んだものは食べないので、生きたウサギをニシキヘビの檻(おり)の中に放(はな)つのだそうです。


いのちを存続するには、命を取らなければならないのが現実です。


人間もその通りですね。


しかし、人間は、その傷(いた)みを知っています。


いや、知らなければ他の動物たちと同じです。


尊いいのちを戴いて、自分のいのちが今ここにある。


だからこそ、食事の前には、目の前のいのちに、懺悔と感謝を込めて、「いただきます。」って言いましょう。