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BS2で、大好きな、オペラ歌手、森麻季のソプラノ・リサイタルを見ました。

いつもの事ながら、綺麗で、ステキな女性ですね。

その美貌から出される歌声は、私の心を魅了します。

音楽家は、美しくなければならないと言うことはありませんが、美しいことにこしたことはありませんね。

だって、目をつぶって聴くよりも、目を開けて聴いた方がいいじゃありませんか。(笑)



そに中で、「千の風になって」を歌っていました。

云うまでもなく、この曲は、アメリカで作られ、アメリカに於ける同時多発テロ1周年の時にグランドゼロで歌われ、全米の人達を泣かせ、世界中の人達に感動を与えたものでした。

それ以後、世界中の追悼会で披露されるようになりました。

日本語に訳されたこの歌を聴いた私達もまた、胸打たれ、感動し、大ヒットしました。



しかし、今改めて聴いてみると、何だかSF作品(物語)を聴いているように思いました。

まるで、映画「21世紀宇宙の旅」、「マトリックス」、「インセプション」と同じ次元の歌詞ですね。

そこには、こうあって欲しい、こうなんだろうって云う空想の世界観しか感じられません。

そりゃあ、SF作品には、それなりの科学的根拠を元にしているのでしょうが、やはり非現実的な空想の世界ですよね。



「千の風になって」も、根拠といえば、アメリカで作られた物ですから、キリスト教的宗教観が根拠(ベース)にあることは間違いがないのでしょう。

しかしそれは、宗教(信仰心)があって初めて深く味わうことが出来るものです。

宗教を持たない人が、この歌に感動をするのは、単に感情を刺激された空想の世界のことでしかありません。


何の根拠も、拠り所もないものを真実と思い、癒されているのです。



宗教を持たない人が、これが本当(真実)とだ思うことが間違いなのです。


決して現実(真実)ではない、思い込みなのです。