日1日と、春らしくなってきました。

寒いのが苦手な私は、毎日喜んでいます。

「暑さ寒さも、彼岸まで」

今月はお彼岸です。沢山の人達が墓参りをします。


最近、お墓なんていらない。

海や山に散骨して欲しいって言う人がいますが、やっぱり墓は必要だと思います。


『沖縄では旧暦の1月16日の今日(3月1日)は、あの世(ご先祖様)のお正月といって、お墓参りし

たり、お仏壇にお供えして、親族が集まります。

若い時は興味無くて、親がしていたことも気がつかなかった。

子の親になり 先祖あっての私であり、大事な子ども達がいると、しみじみ感じるのです。

こうしてお墓で手を合わせていると、墓を中心に家族が集い時を過ごすことで、希薄な人間関係を繋ぎ直

すことにつながったり、生かされている感謝も思い出せるのです。』 (Aさんのブログより。)


私は、このブログを見て感動しました。

墓にぬかずき、いのちのつながりを感じる(だから、おかげさまって感謝できる)だけでも、墓の意味が

あると思います。


産経新聞(22.2.28)に、『金嬉老氏「死ぬ前に母親の墓参りをしたい」と話しており、日本の法務省に

嘆願書を送るほか、韓国政府にも外交ルートを通じて日本に入国を認めさせるよう陳情する意向。』とい

う記事が出ていました。


「死ぬ前に母親の墓参りをしたい」。お骨を海にまいてお墓のない人は、この思いをもつことができませ

ん。

お墓にぬかずき自分の弱さをさらけ出す。そして、誰も知らない自分を懺悔する。

こうしたことでも、お墓には意味があるように思います。


http://gonta13.at.infoseek.co.jp/newpage68.htm