暦の上ではもう冬なんですよ。
でも、紅葉が今から見頃になるという、まだまだ秋なんですがね。
岡山の閑谷学校の聖廟に登る石段の左右に一対の楷の木がありますが、聖廟に向かって左側の葉は深紅色、右側は黄色がかった淡紅色に紅葉します。
毎年観に行こうと思ってるのですが、縁が無くて、まだ行ったことがありません。
鮮やかな赤や黄色の紅葉を観ていると、突然あらわれたのように思っていますが、実は、元々葉に含まれている色なんですね。(キサントフィル、カロチン)
日差しの強い春から夏にかけては、緑の成分であるクロロフィルが圧倒的に多いので他の色は隠されてしまっているのです。
秋になると、クロロフィル葉分解され、色あせるので、元々あった赤や黄色があらわれるのです。
人間も、本音、本性は日頃隠しながら生活をしていますが、そのうちそれらが色あせてきて、本音、本性があらわになってくるのでしょうか。
日頃から自分の本質を深く見つめ、気付き、悪いところ、恥ずかしいところは正していく努力が必要ですね。
ちなみに、閑谷学校のライトアップは、11月7日(土)~11月15日(日)18:00~20:00にされるそうです。
誰か一緒に、紅葉を観に行(紅葉)こうよう!