PET(ペット)は、がんの検査方法の一つです。
PET検査は、がん細胞が正常細胞に比べて3~8倍のブドウ糖を取り込む、という性質を利用します。
ブドウ糖に似た物質に目印をつけて(FDG)体内に注射し、しばらくしてから全身をPETで撮影します。するとFDGが多く集まるところの色が変わり、がんを発見する手がかりとなります。
従来のレントゲン(X線)やCT、MRIなどの検査は形からがんを見つけますが、PETはこのように細胞の性質を調べてがんを探しだします。
これまで見つけにくかった全身(頭頂~大腿基部)の小さな病変を早期発見できるわけです。
予覚時間前に行き、受付後はまず、
(1) ブドウ糖に目印をつけた薬剤(FDG)を体内に注射します。
(2) しばらく安静にして全身にFDGを行き渡らせます。(約50分・・・寝てしまいました)
(3) がん細胞にはFDGが集中します。
(4) PETカメラで全身のFDGの分布を撮影します。(約20分・・・またまた、寝てしまいました。)
以上、病院に入ってから出るまで、約2時間。注射が痛かったぐらいでした。
解析されたPET画像から、体のどこにどのくらいFDGが集まっているかがわかり、がんが疑われる場所、悪性の度合いが推測できます。 (3,4日後に、主治医まで送られてくるので、そこで結果を聞くことになります。
只、この検査費用は、保険がきかないので、かなり高額になるのです。
今回受診したのは、もうすぐ契約更新となる、大口生命保険があるのですが、健康体なら解約し、異常があるなら更新しようと思ったからです。
だって、今、入院したり、手術をしたり、死んだら、かなりの保険金が入ってくるんですよ、・・・ウフッ!