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お盆が終わりました。
ご先祖様方は、この世に未練もなく、無事にお戻りになられましたでしょうか。


ところで、三途の川の川幅はどれくらいあるのでしょうか?

一説によれば、死後、冥土に行く途中に、必ず渡らなければならない川、それが「三途の川」というのです。

この川には3つの渡りがあり、上流にある渡りを浅水瀬といい、それは浅くて膝下ぐらいの深さで、罪の浅いものがわたる。

中流には橋がかかっていて、金銀七宝で飾られていて、この橋は善人だけしか渡れない。

下流にある渡りを強深瀬といい、そこは流れが早く、波が高く、毒蛇がうようよいて、悪人がわたることになっている。

その三途の川の川幅はどれくらいかといえば、40由旬(ゆじゆん)ということになっている。

由旬は古代インドにおける距離の単位で、牛車が1日に進む距離だといわれている。

時代・地域によって由旬の長さは若干異なっているが、10km前後だったと推定できる。10kmとすれば、三途の川の川幅は10×40=400kmということになる。

死んだのちも、冥土に行くにはそんなに長い距離を歩かなければならないようだ・・・



死ぬのも大変なんですね。

頑張って、生きていましょう!


ちなみに、写真は、ガンジス川です。