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蛍狩りの季節になりました。今晩も友人が見に行ってきたとメールをくれました。

以前は、うちの庭にも毎年出てきていたのですが、昨今はとんと見かけませんでしたが、先日久し振りに1匹飛んでいました。

京都祇園新橋の川には少数ですが毎年います。深夜飲んだ帰りに川のたもとでライターの火を付けると、何と寄ってくるのです。
可愛いですよ!

何故蛍が光るかは、諸説があって、定かではありませんが、雄は上手に飛ぶことが出来るのですが、雌はあまり旨く飛べません。
そこで、雌は、じっとしていて、体を上手に光らせて(蛍なりに、色っぽく)、雄を誘うのです。
その光に吸い寄せられるようにやってきた雄が又光るのですが、光り方がへたくそであれば、雌は光ることを止めてしまいます。
そう、フルのですね。そして雄がどこかへ行ったら又光り出すのです。

今度は、上手に光る雄が来たら、いっそう光って呼び寄せて、交尾をするのだそうです。



何か、切ないね!


ちなみに、私がオーストリアのゴールドコースト・ヒンターランド(ゴールドコースト内陸の山間地区)のスプリング・ブルック国立公園内ナチュラル・ブリッジ洞窟で観た、ツチボタルは綺麗でしたよ。
ファンタジー・アニメ『天空の城・ラピュタ』に登場する“飛行石”のモデルになった…という噂もあり、真っ暗な洞穴の天井に、妖しく光る青白い無数の光は、本当に夜空に輝く満天の星を見ているように美しいですよ。大きな洞窟のそこらかしこ、天井に至るまでいて、満天の星が輝いているように光ってましたね。


まるで、プラネタリュームみたいでした。





「お父ちゃん、ホタルだよ。」
「息子よ、あれはホテルだよ。」
・・・・・って、昔の人は言ってましたけど、私は言いません!