枇杷(びわ)、山桃、そして写真の桜桃(ゆすらうめ)等がいっぱいなっています。
どれも甘酸っぱく、素朴でとても美味しいものばかりです。
幼い頃は、兄弟で競い合って食べたものです。
しかし今は誰も食べようとはしません。野鳥が来て食べるぐらいです。
秋になれば数本の柿の木に鈴なりに実がなります。でも、2,3個食べるくらいで後は熟して落ちてしまうだけです。
以前、知り合いの老人が、お昼頃に駅前で若いカップルに「どこか近くで美味しいものを食べさせるお店はありませんか?」って尋ねられたそうです。
その老人は、「2,3日食べなければ何を食べても美味しい!」って答えたそうです。
恵まれた飽食の時代、口が肥えすぎたために忘れてしまったことが多すぎるようですね。