剪定 前栽の梅の古木の剪定をしました。この時期、新しい枝が元気よく伸びています。同時に大きな梅の実を沢山付けます。植物の力強い息吹を感じさせます。しかし、実はつみ取り(梅干しとか、焼酎付けにします)、まっすぐに伸びた若い枝は全部切ってしまいます。『桜切るバカ、梅切らぬバカ』って云いますよね。そもそも剪定とは、人間から見て都合良く、樹木の枝を切り払い、見栄えを良くするための物です。ですから、梅は切り口の回復が早いので、かなり太い枝を切っても大丈夫なので、樹形を作るためには剪定が欠かせないことを言っているのです。梅の木は剪定し見栄えを良くするのが容易ですが、桜の木は逆に剪定をすることで切り口が腐りやすく見栄えが悪くなってしまいまうのです。 人間も同じで、それぞれを見極め、可愛い子供や人間関係に適度な配慮するって事は、とても大切なことなんですよね。それが自分自身にも出来たら、ゆかしい(気品・情趣などがあり、どことなく心がひかれるような)人格者となるんでしょうね。