母は、声を出すことができません。
脳梗塞のマヒのためでしょう、声を出すことができなくなりました。
ただ顔の表情で、今どんな気持ちなのか、おおよその見当がつきます。
そんな母が、「号泣」の表情をするときがあります。
父や私、妹がお見舞いに訪れても、
ある意味、日常化しているということでしょうか、
あまり大きな表情の変化はありません。
「号泣」の表情をするのは、旧友が尋ねてきてくれた時です。
特に仲のいい、小さいころからの旧友が来てくれると
口を大きく開けて、号泣の表情になります。
やはり小さい時の記憶にまさるものは無いのでしょうか。
遠いところからやってきてくれるお友達の方々にも
感謝にたえません。
母と同じくらいの年ですから、ご自身も何処かしこに
不調はお持ちです。
それにも関わらず、母のお見舞いに来てくれます。
やっぱり、その気持ちが嬉しいですし
こうして訪れてくれる友達を持てた母を尊敬しています。
自分のひとつの目標です。