ようやく小学校の給食が再開。
親はホッとして、子どもは楽しみ。
でも先生の仕事がすごく増えた。
つくづく現場は大変だと思う。
峠工房はまだ第2教室だけを使用してやっている。
放課後デイサービスだけでなく、峠の生活塾、放課後くらぶ、みーーんないっしょ。
もともと「分けない教育」(県知事の好きな言葉)は、峠の柱のひとつだから、50年もやって来ているけど、人員、人数、内容によっては、いろいろグループ分けするのは当然。
しかも峠には、ほやほやの1年生から、高校4年生までいるのだから、私たちがあまり手出し口出ししなくても、自然な形で島を作っている。
いざこざも多いけれど……。
でもそれもとても面白い。
休校や変則登校で、いつもより長時間峠に居るのだから、面白い光景がたくさんある。
女子たちがいい気分で遊んでいる所へ、いきなり無言で入り込んで、勝手なことをやり、「入れてとも言あ内で、乱入したりして勝手にこわしたりしないで」と追い返されたり、思いもよらぬもので思いもよらないことをやり始めたり、高2のお兄さんに熱くポケモンのはなしを語り、「オレ、ぜんぜんわかんねーよ」と言われたり。
見ていると、学校が再開するのが残念な気がしないでもない。