君を見た瞬間
べたな表現だけど
雷に打たれたような
衝撃をうけた
自分から声を掛けたのなんて
生涯初だろう
そのくらいの頭が真っ白になった
『うまれかわり』
そんなモノは信じてない
でも
君がこの世を去って
程なくして
生を授かっていた
仕草に声
見た目も処々
似ている
今の俺だから?
多分違う
別れの悲しみは
味わいたくはない
けれど
君を求めてしまいそうな
自分がいる
もし
君の傍にいる事が出来たなら
今度こそ
しっかり君といたい
もちろん
キミではないのだろうけれど
けれど
まだ迷ってる自分がいる