茶人として一度は訪れたいと願っていた場所、

高山寺へ行ってきました。

 

場所は京都の西、三尾の一つ栂尾にあります。

 

開祖である明恵上人は臨済宗開祖の栄西禅師から

宋より持ち帰った茶の種を贈られ、

栂尾の地で栽培を始めたそうです。

 

そしてこの茶が宇治へと伝わり、

その後日本各地へ広まっていったとのこと。

 

こちら高山寺「石水院」

明恵上人が後鳥羽上皇より学問所として賜った建物。

 

 

桜は終盤でしたが、

青紅葉の赤ちゃんがキラキラと美しく・・

 

 

今回のもう一つのお目当て

鳥獣人物戯画絵巻(国宝)。

日本最古の漫画のルーツともされています。

 

 

鳥獣戯画のグッズがたくさんありすぎて

どれを購入しようかとても悩みました。

(オンラインでも購入できるグッズがあります)

 

息を呑むような美しさ。

紅葉の名勝でも有名であることが頷けます。

 

 

日本最古之茶園の碑

その奥に茶畑が広がっていました。

 

 

 

 

続いて三尾の一つ槙尾にある西明寺へ

指月橋の下を流れる清滝川のせせらぎの音と

鳥の歌声だけで癒されました。

 

 

古刹の雰囲気が心を落ち着かせてくれます。

 

 

槙尾山をピンクに染めるヤマツツジがピークを迎えていました。

 

 

三尾の最後は高雄にある神護寺へ

空海が住持を務めた真言宗の古刹。

 

 

神護寺までの石段が体力的にはきついのですが、

疲れが一瞬で癒されるほど壮大なスケールです。

 

 

 

 

 

 

厳かな山寺と清流、

そして豊かな自然の魅力を感じられる

趣深いエリアでした。

 

好天にも恵まれ、

幸せなひと時を過ごしてまいりました。

素敵な出会いもあり感謝しかありません。