この時期は出会いとお別れの季節ですね。

 

私の身近なところでも、

社長としても人としても大変尊敬していた方が卒業されました。

忘れられないエピソードがいくつか思い出されます。

 

ひとつは、私がコーチングのトレーナーとして

この組織に入ったばかりの頃、

社長面談をしていただく機会がありました。

 

そのころの私は組織に慣れないせいか、

頑張っても報われないと思い込み、

心が疲弊していて、

自分に自信を失いかけていました。

 

そんな私に社長が言ってくれたことは、

 

「思い切りやってください。

あなたのことを信用しているし、信頼している。

全力で取り組んで、

もし上手くいかないことがあっても大丈夫。

最後は自分が責任を取ります。

(それくらいあなたの可能性を信じている)」

 

 

 

「あなたは人からの賞賛や感謝が欲しくて、

自分のエゴを満たしたくて、

この組織に入ったのではないことを知っています。

自分の願いのためにここにいてくれる人だ。」

 

さらに「自分もそういうタイプの人間でね・・・」

「でもたまには人からの感謝をありがたく受け取ろうね」

と謙虚におっしゃっていました。

 

 

私の軸のど真ん中にある大切にしている部分を

わかってくれたことに感激して号泣しました。。

 

何があっても自分の人生の目的を、願いを

ここで使わせていただこうと、

そして自分を信じることを思い出させてくれました。

 

どんなに心強かったか、励まされたかわかりません。

いつもこの言葉を胸に歩んできました。

今年で8年目になります。

 

ずっと私の胸にしまっていたことでしたが、

前社長のご卒業と共にこちらに残しておきたくなりました。

 

本当にここまで長い間、

私たちを信頼し、

この組織を引っ張っていただきありがとうございました。

 

ますますのご活躍をお祈りしております。

 

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