娘が退院して今日で五日目。
来週月曜日に、大分への引越しを控え、無理をしないように少しずつ片付けをしています。
でも、夕方4時過ぎに娘は左足に違和感を訴えました。小さな痙攣が来て、左足から左手と上がって行き、顔にきたと思ったら体全体に痙攣が‥‥。
脳腫瘍からくるテンカンの発作です。
前回の発作から約二週間たっています。発作自身は2分も続かなかったのですが、違和感を訴えてから30分程かかっていました。その最中に病院に連絡すると、主治医だった先生が、「落ち着いたら病院においで」と。
娘は今夜、勤めていた保育園の同僚の友達と、こちらでの最後の食事に行く予定でしたが、キャンセルです。
明日が大分へ行く前の最後の診察の日でしたが、今夜、その時にする予定だった検査と点滴をしました。検査の結果、CTも異常はなく、脳の腫れもありませんでした。
ただ、大分へ帰る前日にも、念のための点滴をすることになり、薬10日分と大分の病院への紹介状とレントゲン等の娘の病状資料なども貰い、マンションに帰り着いたのが9時前でした。
夕食の用意をする間もなかったので、帰りにホカ弁へ。
発作や頭痛が治まれば、食欲も出てきます。ただ、痙攣は体中の筋肉を使うので、ほんの2分のほっさでも一日中重労働をしたのと同じだけのエネルギーを使ってしまいます。
娘は今、やっと安心したように眠っています。
痙攣発作は、娘にとって何よりも恐いのです。なのに、私は傍にいて、「大丈夫、大丈夫」と体をさすって言い聞かせ抱きしめているしか出来ないのです。
娘に言いながら、自分自身に落ち着くように言い聞かせるだけしかないのです。
今日のような発作は、これからも何度も起きうる事だと言われています。発作だけでは死に至る事はなくても、酷い発作が原因で脳出血になる事もこれから先、考えられると言われています。
今はただ、無事に大分に帰ることができ、家族揃って一緒の時間を過ごせるようにと願っています。