夏目漱石の著書で一番有名なものといえば何だと思いますか?『坊ちゃん』『こころ』『三四郎』いろいろありますがなんといっても『吾が輩は猫である』ではないでしょうか。読んだことありますか?僕はオチだけしってます。猫死にます(笑)溺死です溺死。
さて本題に入りますが『吾が輩は猫である』という作品、気にいらないところが一つだけあるんですね。読んだことないくせに一つだけあるんですね。
夏目漱石、『吾が輩は猫である』を書くにあたり、デビュー作ですからもちろんタイトルつけるのに相当迷ったと思います。タイトルをいつ決めたか知りませんが、話を書き終えてから決めたということにしましょう。「猫が出ずっぱりなんだから猫をタイトルに入れよう。ストレートな感じにしてーな。」こう夏目漱石は思ったのです。夏目漱石はこれでもかと言わんばかりに次々とタイトル候補を挙げていきました。
『私は猫だ』
『俺は猫だぜ』
『僕は猫なんだな』
『拙者、猫でござる』
『ウチ、ねこでありんす』
『わて猫やけえ』
『お前も猫なの?』
『ううん、犬』
『猫だとよく間違えられる』
膨大な数の候補が挙がり、テンションが上がった夏目漱石は作家仲間を集めて大宴会をしました。
「なあみんな、この作品にふさわしいタイトルは何だと思う?」5本目の缶ビールを片手に漱石は聞きました。「発情期エロ猫伝説!」そう叫んだのは漱石の師である芥川龍之介です。べロンべロンです。宴会は朝まで続き『発情期エロ猫伝説』を執拗に推してくる龍之介をよそに漱石の心はかたまりました。
『吾が輩は猫である』これにしようと。
次の日、漱石は姑に呼ばれました。姑は自分の娘と漱石との結婚に最後まで反対していた人です。姑はいいました。「ほんとはね、作家なんて職業さっさとやめてもらいたいの。そんな不安定な職業でウチの娘を養えるの?今度の小説で売れなかったらその時は覚悟して下さいよ。」漱石は後がなくなりました。
そしていよいよ夏目漱石のデビュー作「吾が輩は猫である」が発表されました。漱石の不安をかき消すように小説は大ヒット。またたく間に日本中で話題となりました。漱石の名は全国に轟き、後世に名を残す第一歩となったのでした。そして当然ながら世界にも発信ということになります。漱石はウキウキしていました。苦労して書いた自分の作品が世に出され、人々に知られ、そして家族を養っていく糧となったのです。次に控えた世界進出。自然と胸も弾むというもの。漱石は小説が英訳されるのを待ちました。
し・か・し・ですよ。
英訳されて出来上がった夏目漱石の『吾が輩は猫である』漱石見てみてビックリした。タイトル見てビックリした。

『I am a cat』

I am a cat?
アイアムアキャット?
漱石うすうす気付いてたけどね。英語ペラペラやからね。
漱石が大宴会を開き決めた、姑に脅されながら発表した『吾が輩は猫である』は英訳すると『I am a cat』なのだ。『私は猫です』だろうが『俺は猫なんだぜ』だろうが英訳すれば『I am a cat』英語って恐ろしいわ。つーか風情がないわ。満足かそれで。よくも漱石の気持ちを台無しにしたな。もしかしたらソッコー却下された『発情期エロ猫伝説』も英訳したら『I am a cat』かもしれんわ。全く冗談じゃねえ。
僕がこのことを知ったのは中2のときでしてね。何か英語がイヤになりましたよ。これが名作『吾が輩は猫である』に対する不満なのです。
まあどーっでもいいけどね!(笑)
一応言うけどこの話の8割はウソですよ。
ウソウソウソ
『発情期エロ猫伝説』のくだり以外ウソです(笑) Jでした。