高山病とコカ茶(;´Д`) | わっしょい  てんやわんや録★

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エアロビクスマニアの管理人@わっしょい。

留学のつきそいで2008年の6月からアメリカ・カリフォルニア州の

海辺の田舎町・サンタクルーズにお引越し。
2012年7月に無事帰国。
自称HE・N・TA・Iエアロマニア管理人のどたばた生活。

気づけばもう5月!日本はGW一色でしょうか?

長い人だと10連休になりますねぇ!!


日本では会社員といえどもこちらでは留学生という身分の

我が家はとりあえず、GWと言うモノは存在しませんww。


さてさて、またまた地味~にペルーの話を。


ペルーに旅行に行く人々の多くはマチュピチュも目指すと思うのだけど

そこにつきまとう問題が…


高山病(;´Д`)。


先述の通り、マチュピチュに行くにはクスコという標高3400mの街に

1泊しないといけない。


大抵の人はペルーの首都、リマ(標高0m)から一気の飛行機で

クスコ(標高3400m)に移動するから、クスコに到着してしばらくすると…

人によっては身体に異変を感じる。


↓クスコの街
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さて。

クスコの街は標高3400m。

酸素の濃度は0m地帯(リマ)の約65%だという。


このねぇ、酸素濃度35%減の威力を管理人はリマ到着数時間後から実感することになるんだな。

クスコに到着したのは午前10時くらい。

そこからスグにホテルに移動して休憩。

午後の3時過ぎからクスコ観光をするために現地の英語ツアーに申し込んだんだけど…


このツアーに参加する頃には…

管理人、風邪の諸症状のような症状に悩まされていた。


とりあえず、感じたのは…


(´;◉◞౪◟◉)

・頭痛

・倦怠感

・節々の痛み

・食欲不振


おかげさまで(涙)、ツアーの後半は笑っちゃうくらい顔色が悪い状態で観光してたわ。

そんな状態で、夜もあまり食欲がわかずに飴をなめたり深呼吸をしながら就寝。


翌日もさらにクスコ周辺を観光していた管理人一行。

クスコ近くの遺跡に行ったときも…

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こんな場所で階段を登りながら観光していたんだけど、

もうね…からだが重い重い…orz。


いやね、確かに管理人の体重は重いけどさ!そうじゃなくて、もう

身体が鉛みたいに固まって動かす力がわかないというか…。


階段を10段くらい登ると

息切れするんだよ(;´Д`)ww。
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息切れ真っ最中の管理人w。


il||li_| ̄|○ il||li

まだ階段を15段くらいしか登ってません\(^o^)/オワタww。


結局クスコ滞在2日目も高山病の症状はあまり改善せず。

ちなみにバイリンK氏は全く持って平気だったらしく、夕方

一人で街を散策してたんだ……ちっ。


そんな苦しい高山病の症状を和らげてくれたのが…

コレ

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コカ茶。

レストランやホテルでは食事時に必ず出されるんだけど、

これを飲んでいると、少し症状が改善される。


コカの葉っぱが入っているけど、コカの葉っぱといえば…

麻薬・コカインの原料なのよねん(;´Д`)。

コカ茶の味は、なんつーか、美味しくない。

一説には、コカの麻薬成分(?)が頭痛などを感じにくくさせているだけ…

とは言われているけどな!


そんな感じでまるまる2日間、コカ茶とあめ玉に頼りまくっていた管理人だけど…

さらに翌日、マチュピチュに向かうために列車に乗ってしばらくした時に、

劇的な変化が訪れた。


クスコは先述通り標高3400mの場所に位置しているのだけど、

マチュピチュの最寄りのアグアスカリエンテスは標高2000m


列車に乗り込んで1時間ちょっと経った頃…

標高2900m地点の小さな駅に到着した時、目の前が突然!!

本当に突然明るくなった。


今まで、フィルターを通して外の景色を眺めていたのに、そのフィルターを

突然、取りはらわれたかの如くの変化。


本当に、急に視界がクリアになって、

一気に頭痛と倦怠感、節々の痛みが消失。

さらに、900m下って、アグアスカリエンテスの駅に到着した頃には

完全に元気回復!ww(≧∇≦)


自分でもびっくりするくらい力がわいてきて、その後、マチュピチュ(標高2400m)

でまるまる半日動き回っていても

走っても、階段登っても平気でちた(・∀・)♪


たかだか1000mくらいの下降でこんな劇的な変化があるとは!!

まさに、酸素 サマサマ!!(^人^)


ちなみに、この後、マチュピチュからクスコに戻り、さらに高所(4300m)に移動したのだけど、

やっと身体が高所に順応したみたいで、この後は高山病の症状は

一切でなかった。


人間の身体の順応力って、スゴイよな…。