先日、親知らずの抜歯の時に、市販及び処方箋が必要な鎮痛解熱剤に
ついて色々調べてたんだけど、そのまま放置気味になってたんで、
ちょいとまとめてみましたYO!(^-^)v
まず【市販薬】について。
アメリカのドラッグストアに行くと鎮痛解熱剤(pain-reliever)コーナーには
山のように色んな種類の薬が売っているんだけど、
つきつめると市販薬の有効成分として認可されているのは
・アセタミノフェン
・イブプロフェン
・アスピリン
・ナプロクセン
の4種類だけで、この4つの有効成分が単独だったり
組み合わせたものだったりで種類が異なるらしい。
ちなみに
アメリカの鎮痛解熱剤で有名どころは(まぁ、どこのドラッグストアでも売っている)
●タイレノール(Tylenol)
これが一番一般的。有効成分はアセタミノフェン
●アドビル(Advil)
こちらは有効成分がイブプロフェン。
モートリンより利用者は多いらしい。
●モートリン(Motrin)
こちらも有効成分はイブプロフェン
アドビルより効き目が長いらしい。
この二つは有効成分がイブプロフェンでタイレノールより
鎮痛効果や炎症効果が強いらしい。
ただ、妊娠時や授乳時は副作用の可能性が大きいので
タイレノールを医者は勧めるらしいです、はい。
●アスピリン(Aspirin)
その名の通り有効成分はアスピリン。
ちなみに、アスピリンは子供や妊婦にはNG。
(ライ症候群を起こす可能性があるため)
●アリーブ(Aleve)
有効成分はナプロクセン。
どうやら効き目が長いのが特徴
と、こんな感じ。
我が家は一番一般的なタイレノールを常備薬にしているのだけど…
これを日本の鎮痛解熱剤に置き換えると…
“イブ”とか“ノーシン”は有効成分がイブプロフェン(150mg)
となっているので、これらの愛用者にはアドビルやモートリンが
合うみたいですなぁ。
んで、“バファリン”はアスピリン系のお薬なのでアスピリンが
いいのかもしれん。
ただ、このアスピリン。けっこう副作用があるのと胃に負担がかかる
ので要注意みたいです。
ちなみに“バファリン・ルナ”にはアセタミノフェン&イブプロフェンが
そして“バファリン・プラスS”なんかにはアセタミノフェンが含まれているので
タイレノールなんかが良いのかもしれませんなぁ…。
そして、今回色々薬を調べていて気づいたのは…
よく、アメリカの薬は強い…と言われていたりするけど、
有効成分を比べる限り、市販薬に関しては大きな違いは無いような
気がする。
あとは、飲む頻度と量の差なんじゃないのかねぇ?
そして
【処方箋薬】について
こちらは、管理人が痛み止めに処方されたモノのみ紹介。
以前の日記にも書いたけど、抜歯後の痛み止めとして
処方されたのは
ACETAMINOPHEN-COD#3
(アセトアミノフェンとコーディンのミックス、強さレベル3)
ってヤツで
下に小さく商品名として
TYLENOL WHTH CODEINE#3(タイレノールとコデインNO3)と書いてあったもの。
(ドクターは“タイレノール3”と指示していた)
さて。
この“タイレノール3”なる薬。
市販の“タイレノール”とどう違うかというと、コデインが含まれているか否か
って感じじゃないかと思う。
ちなみに、我が家の常備薬として常備している
Tylenol Extra Strengthの有効成分は…アセタミノフェン500mg
それに対して処方箋の必要な
Tylenol3の有効成分は…アセタミノフェン300mg コデイン30mg
管理人が服用した感覚ではタイレノール3の効き目はバツグンでしたw
副作用は眠気くらいでしたね。
ちなみにコデインという成分は日本では咳止めなんかに含まれてますねー。
薬の中でも咳止めって致死量が低いって言われているけど、
なんとなく頷けるわww
そうそう、こちらではタイレノール3レベルの痛み止めは
帝王切開の後の痛み止めとしても処方されているらしいですな。
と、つらつらと痛み止めに関して述べてみましたが…
アメリカに来て、薬を処方される時…そして薬を購入するとき何が
重要かといえば…
日本で服用していた薬の 成分 を把握しておく事じゃないかな、と。
可能ならば、日本で服用している薬をネットかなんかでしらべて
その薬に含まれている有効成分を英語で書き出しておくと、アメリカに来て
何かあったとき、とても役立つんじゃないかと…
…
ふぅ…
珍しく(汗)マジメな事を書いていたら肩凝ったZE…
(;´Д`)