ペルー旅行記
32話 更新しました♪
アメリカに来て思う。
日本語って面白いなぁ・・・・って。
しみじみ。
渡米してからの生活って、やっぱり、日本とアメリカの比較の
毎日なんだけど・・・・。
そして、比較するとやっぱ、日本っていいな・・・と思うんだけど。
食べ物とか生活習慣もさることながら、一番感じるのが、
日本語
ってヤツ。
日本語ってものすごく複雑で曖昧で風流だと思う。
英語ってものすごく合理的で構造的でハッキリしていると思う。
英語は「自分」を表現する単語が「 I 」しかない(一応)。
外国語として覚えるのならば「 I 」だけ・・・ってとても楽ちんだけどさ。
だから、全世界の共通語にもなるんだろうけどさ・・・・。
でも、日本人の管理人からすると、それでいいの??っていつも思う。
確かに英語って、必ず主語をつけて会話をするから主語が
「 I 」 だったり「He」「She」なんかに固定されてる方が都合がイイんだろうけど。
日本語なら、英語の「I 」にあたる表現は無数にある。
私(わたし、わたくし)、自分、おれ、ウチ、わし、ぼく・・・・
はっきり言って数えきれない程あるじゃん。
さらに、文字で表現すればカタカナ、ひらがな漢字
があるからさらに数え切れず(;´д`)。
でも、本を読んだり、自分がモノ(管理人、わざとここはカタカナを
使っているわけだけど)を書いている時に
この多様な表現はとてもありがたいと思うわけよ。
例えば
「俺」って表現。
「俺」 と 「おれ」 と 「オレ」 って、文字を見たときの
印象が違わない??
さらに「僕」。
「おれ」 と「ぼく」 でもニュアンスが全然違うと感じるのに、これまた、
「僕(漢字)」 と 「ぼく(ひらがな)」 と 「ボク(カタカナ)」 があって、
それぞれ印象が違う。
読み手としては「僕」 より 「ボク」の方が幼い印象があったりするとかね。
童話の「桃太郎」。
彼が自分のことを 「私」 と呼ぶか 「オレ」 と呼ぶかで
物語のニュアンスってものすごく変わると思う。
同じように、彼が「おじいさん」と「おばあさん」のことを
「おじいさん」「おばあさん」 と呼ぶか
「じいちゃん」「ばあちゃん」 と呼ぶか、はたまた
「ジジイ」「ババア」 と呼ぶかでも物語のニュアンスは大きく変わる
と思うわけよ。
だから、日本語って面白い。
本を読んでいても、自分で文章を書いていても果てしなく面白い。
そして日本語って風流。
特に色の表現。
琥珀色って英語でなんて言う?
若竹色は?萌黄色は??
・・・・わかんねぇYOヽ(`Д´)ノ。
そして、ふと思う。
英語って、そういう微妙なニュアンスをどう表現するのか??
きっと、英語には英語の独特な表現方法があるのであろう・・・
管理人、
不真面目英語学習者だから
わからないけど。
そして、結局行き着くところは、日本語っておもしろいし、風流だな・・・
って事。
管理人、日本人でよかったよ・・・。