ピン芸人だけかどうかはわからないのだけど、ネタを作ると、また次のネタを作らないといけないという強迫観念が生まれる。逆に、次のネタができなかったらどうしようかという恐怖感だ。

 

さしあたって作ったネタは、経済学的な簡単なフリップのテーマで、客席に緊張感を作り出して、ブリッジでギャグを真剣にかまして笑いを取るというものだ。

 

かつてスクール時代、フリップネタを腐るほど作って、いずれもスベった。だから、自分にはフリップネタは合わないという結論だった。その結論はある意味変わらない。フリップに、フリとオチをつけるような、フリップの中で落とすようなネタは、合わないし、そんなネタはやりたくもないという気持ちは同じだ。

 

ただ、フリップ全体を不利にして、ブリッジで落とすというならば話は別になる。ブリッジで目一杯ボケて落とせば良いのだから。フリップのフリでどこまで緊張を作り出すか、ブリッジでどこまでボケ倒すから勝負だ。フリでもオチでもキャラを出すのだが、全く異質なキャラを出せば良い。

 

ギャグというのは、わかりやすいボケになる。自分みたいな、お笑いに関する知的センスが欠落している芸人にとってはありがたい方法である。スクール時代、このことに気付いていれば、もっとネタの進化を早めることができたのにと思う。

 

そのギャグをどうするか。この間、一発ギャグをいろいろやっているので、その経験も活かせる、というか、その中身を持ってくることを考えている。