日本食材は危ない!のか、、、。? | ドイツ古城ウェディングと見本市通訳

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ドイツ人は、臆病である。
というか環境問題に非常に、時に異常に思えるほど、敏感なんです。

先週から、野菜サラダを食べた人が、食中毒を起こし入院する騒ぎが特に北ドイツを中心に起こってたんです。
だから、ウチの旦那は、ダイエットで野菜サラダを食べさせてたんですけど、心配し始めて、私もこれ幸いと、先週末土曜日には隣町のBIOのお店に買出しに行ったりしてました。(このときのアルバムは後日編集しますね。)

ところが、先ほどのお昼のニュースでは、どうも、原因は北ドイツ産の野菜ではなく、スペイン産のきゅうりだったようです。

可哀想に、土曜日には、多くの町で朝市が立つんですが、
野菜屋さんは、普段の3分の一しかお客様が無く、ホテルやレストランもこれ幸いかどうか、ここしばらくは冷凍野菜を使用していたんですよね。

さて、昨日は
ここ5年来お会いしたかった方と、ようやく、初めてお会いすることができました。
友人の友人に当たる方で、ある潜在能力を多分持ってらっしゃる方ですが、それは、また別なときにお話しするとして、その方が去年から、日本食のレストランを出店されたんです。

実は、シュトットガルトは、バーデンビュルテンベルグ州の州都でもあり、ベンツ、ポルシェの本社もあるんですけど、日本人経営の日本食レストランは、老舗が一軒続いているだけという状態でしたから、彼女のお店が2店舗目。

日本食、最近までは、寿司ブームも手伝って、冬のメッセの時期にも、予約を取るのがフランクフルトでも大変なほど、本当に、はやっていました。

健康ブームも手伝って、日本食イコール健康食の代名詞でもあったのに。

ところが!
原発問題が起こってからというもの、どこの店も閑古鳥。

昨日のお昼も、お客様は、われわれ日本人女性2人と、ドイツ人女性3人のみ。
彼女はオーナーだから、お客さまじゃないし、、。

だって、例のごとく、またもや姦し娘?が、しゃべっていても
全く客寄せ効果ゼロ。

K子さんいわく、3月初旬にコンテナで届いた食材は、地震前のものなのに、、。
確かにそのとおりです。

ウチは、直接日本から輸入をしている食材を使用していますという、うたい文句が、全く裏目に出たんです。

それまで、人権問題や、すぐにコピーをする中国製品は不買なんて、いっていたドイツ人。
中国製は駄目だった。

いまや、矛先は、日本です。

本当に悲しい。

こちらの人は、中国人も日本人も、韓国人も、タイ人も、インドネシア人も、フィリピン人も、ベトナム人も、みんなアジア人です。
人口として一番多い中国人?!と、聞かれる場合が一番多く、いいえ、日本人です!って、胸を張って、答えていたのに、、、、。

無念です。

いまや、放射能を撒き散らす日本ですもの。

とあるファンドの交換留学生も、なんとか、日本へ行きたい。
枠をもっと増やしてほしい、という、国々ばかりだったのに。

旦那の同僚の娘さんが、韓国へ研修に行くことになり、日本が近いから、心配だ、大丈夫なのか、本当のことを教えてほしいと、妻が日本人だからって、聞かれたんだそうです。

大丈夫だよ、と、答えたそうですが、

私としては、何が本当なのか、わからない、自信がないというのが、本音です。


どうなっちゃうの?日本。


がんばれ日本国民!!(私も!!)



写真はKRONBERGの町
$ドイツ便り