本日はNY連銀総裁の発言が利下げの開始時期をさらに遅らせると捉えられたことや
TSMCの決算の内容が今後の半導体投資についての先行きに不安を与えていたと解釈され、
アメリカの半導体・ハイテク関連が売られた。
日本もその流れを受けて今日はー200程度の下落はあるだろうと考えていたが
イスラエルがイランを攻撃したニュースがはいるとさらに深押しして、
最大1300を超えるマイナスとなり、今年最大の下げとなってしまった。
午前中は有事から石油関連(INPEXなど)やホルムズ海峡閉鎖による
コンテナ運賃上昇懸念から海運が上昇していた。
その後イランがイスラエルのドローンをすべて迎撃し、
イランもそれに対して報復しない姿勢を示したため、事態は沈静化したようだ。
いままでマーケットは利下げが6月にあると決め込んで進軍ラッパを吹き鳴らしながら
生成AI需要からの半導体銘柄を買いまくっていったことが、ダウナスや日経を押し上げてきた。
しかしそのシナリオが崩れたとすると、日経が簡単に40,000に戻ることは難しいと思わざるを得ない。
次回のFOMCまではヨコヨコかもしれない。
イスラエルがイランにミサイル攻撃を行ったとされたが、
実際は少数のドローン機による攻撃だったようだ。